今いる企業から独立してフリーランスへ転身する生き方は、IT業界では少なくありません。そこでよく話題となるのが、会社員時代に比べて何が変わるかということでしょう。よく挙げられる変わった点としては以下のものがあります。
まず第一に、会社員だった頃に比べて自由度がアップすることです。毎日決まった時間に出社する必要がなくなり、規則にも縛られないため自由なスタイルで仕事ができます。IT業界の仕事は納期に合わせて残業を重ねることも多いですが、そのような無理な働き方が不要となり、プライベートを充実しやすくなるのです。
第二の変化として、収入面が挙げられます。会社員時代に比べると増えたという人もいれば、減ったという人もいるのが現状でしょう。ただ共通していえるのは収入幅が広くなり、稼げるときは大きく稼げるものの、そうでないときは会社員の頃に比べて少ない月収のときがあるという点です。これはフリーランスがその都度仕事を受注していることを鑑みれば当然ともいえます。
最後に第三の違いとして、自分の実力がそのまま成果に現れやすくなる点です。仕事の評価がそのまま自分への評価と繋がるため、いい仕事をすれば次回以降の仕事に繋がりますし、そうでない場合は収入が下がる原因になります。そのため、フリーランスへ転身以降は、より実力主義な世界に身を置くことになるといえるでしょう。IT業界はよく1人あたりの金額を計算して月額単価を決定しますが、フリーランスになってからは、月額単価の高い案件を実力次第でどんどん受注できるようになります。